桑田佳祐、サディスティックミカバンド、CHAR、小林桂、TOKU、マリーン、TAKE6、小沼ようすけなど、名だたるミュージシャンへ作詞を提供したり、コラボするなどシンガー・ソング・ライターとして活躍しているSHANTIが、本格派シンガーとしてメジャー・デビューした。ジョージ・ガーシュインやコール・ポーターのスタンダード・ナンバーから、桑田佳祐の”真夏の果実”までジャンルの壁を越えてSHANTIならではの「歌声のワンダーランド」を楽しませてくれる。彼女の声は、透明感溢れる高音域とソウルフルな中音域が魅力で聞き手を虜にする。大半の曲は生ギター2本をバックに歌っており、彼女の繊細な表現を際立たせている。どの曲も親しみやすいが、”真夏の果実 ”での情感豊かな歌い口やギターの小沼ようすけとの”Our Song ”でのフォーキーな歌唱がとてもいい。また、ジャジーに歌う”They Can't Take That Away From Me”や”From This Moment On”は味わい深い。インストでは”Cry Me A River ”でのTOKUのフリューゲルホーンが印象的だ。秀作。